Windows-Mac間のデータ転送を可能にするUSBケーブル — KB-USB-LINK3M

今日はWindowsとMacのマシンを直接繋いでデータ転送できるUSBケーブルKB-USB-LINK3M(サンワサプライ株式会社)を紹介したいと思います。製品レビューには以下OS環境のコンピュータを使用しました —

  • Windows: Windows 7 Home Premium
  • Mac: Mac OS X version 10.6

早速つないでみる

KB-USB-LINK3MはWin-Mac間だけでなく、同じプラットフォーム同士(Win-Win, Mac-Mac)も接続可能です。しかし今回はこの製品一番の魅力であるWin-Mac間での接続に的を絞ってレビューを進めていきます。

では早速このケーブルを使ってWindowsとMacのマシンをつないでしてみましょう。接続は簡単です。ケーブルの両端をそれぞれのマシンのUSBポートに差し込むだけです。ケーブルの両端はどちらも同じ形状になっていて、接続の向きは自由です。

接続するとケーブル端末部分が青く点滅する

接続すると端末部分が青く点滅します。あまり気にはならないですが、人によってはチカチカして少し目障りかもしれません。各機の画面上にドライバのインストールウィザードが現れるので、手順に従ってインストールします。

ドライバインストールはWindows、Macともに何の支障なく実行できました。ただその後に続く初期設定においてはMacからWindowsのキーボードが認識されませんでした。ウィザードに従い左Shiftキーの右隣のキーを押しても識別されなかったのです。仕方なく一度ケーブルを外して再接続し、キーを押下・・・すると今度は認識されました。

Mac側 初期設定「キーボード設定アシスタント」画面

日本語キーボードを使用の場合は「JIS(日本語)」を選択

パソコンの位置関係を設定

接続例 — 左:Windows, 右:Mac

各マシンのドライバインストールが無事終了したら、次に2台のパソコンの位置関係を設定します。
タスクバー内にある紫色のSMART DATA LINKアイコンを右クリックしましょう。

紫色のSMART DATA LINKアイコンを右クリック

以下のような画面が表示されます。「マウスカーソルの移動方向」という項目にマウスを移動させ、もう一台のコンピュータの位置を指定します。今回はホストコンピュータのモニターにWindows、その右側にMacを配置しているので、この場合「ホストPCモニターの[右側]」を選択します。この設定を変えることで2台のコンピュータを左右だけでなく上下に並べて使うこともできます。

パソコンの位置関係を設定

位置関係の設定が終わった2台のコンピュータは一つのコンピュータのように扱うことができます。どちらか一方のコンピュータに付属しているマウス、キーボードで操作ができるようになります。今回はホストコンピュータであるWindowsのマウス、キーボードを使って2台の操作を行ってみます。

マウス操作、データ転送

ここまで設定が済んだら、いよいよマウスを使ってコンピュータ間のデータ転送をしてみましょう。Windowsの画面上にあるカーソルをずっと右に持っていきます。画面の右端でさらに右に移動させるとあら不思議。Windowsとの境界線を突き抜けてMac上にカーソルが移動しました。2台の画面上でカーソルを自由に動かすことができます。

操作に慣れたら今度はWindows上のファイルをMacに転送してみましょう。Windowsのデスクトップ上にあるファイルをマウスでドラッグしてそのままMacにドロップすればファイルがコピーされます。このときWindows上にある元データは消えません。反対にMacからWindowsへのデータ転送もドラッグ&ドロップで実行可能です。

ファイルをドラッグしたままMac側へ持っていくとコピー可能

文字入力、文字のコピー&ペースト

Windowsのキーボードを使ってMac上の文字入力(日本語・英語)も問題なくできました。ただ、「Ctrl + S 保存」といったショートカットキーが実行できなかったのはちょっとがっかりです。Macのキーボードを使用してWindows上の文字入力をしたときも同様の結果でした。

文字のコピー&ペーストも簡単にできました。例えばPCで開いたブラウザにある文章をコピーしMac上で貼り付けることができます。双方向、日本語・英語ともにOKでした。

まとめ

USBケーブルKB-USB-LINK3M、いかがでしたか。

難しい設定をしなくても手軽に、そして直感的にWin-Mac間のデータ転送ができるのがこの製品のいいところです。
接続の向きが自由なので簡単につなぐことができる反面、キーボードの初期設定にやや手間取ることがありました。とはいえ、これほど簡単にWin-Mac間のデータ転送を実現できるツールはなかなか他に見当たりません。普通のUSBケーブルより少々値が張るように思えるかもしれませんが、PCとMacが混在する環境では大変重宝することでしょう。

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Reaction on Twitter

  1. @himayana より:

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